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コラム
山田錦の ヴィーガン バターサンド 誕生!
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巷には毎日様々な記念日や誕生日がありますが、本日2月27日は田田田堂が愛してやまない山田錦の誕生日!
酒米の代表格である山田錦は88年前の1936年2月27日に兵庫県内で誕生したそうです。
山田錦からは優れた麹が作りやすいことから、様々な酒蔵から賞賛されているブランド酒米で、特に兵庫県産の山田錦は他県のものと比べ、土壌の相性が良いせいか良品別格の扱いとされています。
山田錦米粉との出会い
そんな山田錦と私達田田田堂が出会ったのは2020年のコロナ禍のこと。緊急事態宣言発令下でアルコールを振舞う飲食店の営業が停止になり、日本全国でお酒の需要が激減したことがきっかけでした。
もともと若年層の日本酒離れに年々拍車が掛かっていた中、この特例措置は国内の日本酒需要低下をさらに押し上げ日本酒業界にとって大打撃となりました。
酒が飲まれないということは酒が造れない。酒が造れなくなることで、酒米農家の米が売れなくなるという負の連鎖が起きていました。(食用米と酒米が別のものということを知らない方も多いのではないでしょうか?)
田田田堂はこの頃、有機栽培(オーガニック規格)で山田錦を生産されている農家さんに目をむけ、行き場を失った山田錦を製粉し、有機米粉に加工することで「山田錦米粉の価値を向上させよう!」と考え、それまで扱っていた一般の米粉を全て有機山田錦に変更することを決断しました。
たまたま山田錦の性質が焼き菓子と相性が良かったことも手伝って、酒米の新しい使い方を提案し続けることができ、今では有機山田錦米粉を使って様々なスイーツを開発し全国へお届けしています。
当初数百キロ程度しか購入することができなかった山田錦も現在では年間数トンを農家さんにお願いできるようになり、山田錦の新しい活用方法をさらに広めていきたいと考えております。
有機山田錦のヴィーガンバターサンド
2024年の3月1日に有機山田錦米粉を贅沢に使用した、ヴィーガンバターサンドがいよいよインターネットを通じて発売されます。
田田田堂の御影店では同商品を1月中旬より販売していますが、販売開始直後からリピーターさんが続出しており、一度に数十点まとめてご購入される方もいる人気商品に。
このバターサンドに使われるサブレは小麦や卵・バターを使わず山田錦米粉の風味を生かす唯一無二のレシピ。山田錦米粉のサクサク感とうま味を最大限に引き出します。
植物性の自家製バタークリームも厳選した有機栽培のアーモンドミルクやココナッツミルク・カカオバターを選び、軽やかな味わいの中にもしっかりとした甘みとコクを感じるレシピに仕上げています。
私もバターサンドは今まで色々と食べてきましたが、ここまでかろやかで満足感もしっかりあるバターサンドははないのではないでしょうか?
是非一度ご賞味いただきたいです^^