田田田堂の米粉の稲刈り | ハニーマザー

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コラム

田田田堂の米粉の稲刈り

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こんにちは。ハニーマザー代表の西田です。

秋晴れが続く気持ちの良いシーズンの中、新ブランド「田田田堂 -たたたどう-」の米粉になる山田錦米の収穫に行ってまいりました!

田田田堂スイーツの原材料はコメ

ハニーマザーの姉妹ブランドとして今年の4月に誕生した田田田堂。

https://tatatado.jp/

小麦などのグルテンを使わないグルテンフリーで、植物性100%原料だけの無添加スイーツを中心に商品をお届けしています。

田田田堂の米粉スイーツ

そんな田田田堂の主原料である米粉は、兵庫県が誇る酒米の「山田錦米」を製粉した米粉を使っており、山田錦のルーツである多可町という小さな町でこだわりを貫いて作られているお米です。

また農薬を使用しない有機栽培の酒米ということもあり、唯一無二のスイーツを展開する田田田堂の原料の稲刈りはとても楽しく、また大変な作業でもありました。

鎌で刈る稲刈り体験

当日は程よく雲がある少し涼しげな一日で、手作業の稲刈りには幸いのコンディション!

稲を刈る圃場(ほじょう)は田田田堂に欠かせないパートナー、藤岡農場の7代目「藤岡啓志郎さん(28歳)」が管理する無農薬の圃場。

今回は今年の初夏に田植えをした稲を刈り取る作業の一日となりました。

大人8名 子供8名の大所帯での作業で、通常より小さな圃場でしたがなかなか骨の折れる作業で・・・

昔の農家さんのご苦労が身に沁みる&田田田堂の原材料になる米を、手ずから収穫できる喜びをかみしめることができる収穫祭でした。

伝統的な乾燥方法

近年は収穫した米を乾燥機で乾燥させることで天候に左右されることもなく、効率的に乾燥させることができますが、お米の伝統的な製法では米を天日干しにして乾燥させていきます。

藤岡農場は7代目ということもあり、ご先祖はこの手法でしていたため、アンティークなグッズがいろいろ。

今回は特別に天日干しの方法で乾燥させていくことに。

刈り取った稲の根元をしっかりとしばり、真ん中で半分に割り、竹竿にはさみこんで並べていきます。

この状態で約20日間天日干しにさせ、脱穀や選別作業を得てようやくお米として流通ができるようになります。

当の藤岡さんも生まれて初めての体験で「機械のありがたみがわかるー」という別の角度の体験となりました。

今回刈り取ったお米は12月初旬頃から新米米粉として、田田田堂スイーツの原材料として皆様にお召し上がりいただける機会となります。

手間ひまかける理由

田田田堂は農薬を使わない無農薬の米粉や、特別栽培米で作る米粉(今年収穫の山田錦から採用予定)に着目するブランドです。

薬を使わない農法は通常栽培より気にかけなくてはいけない項目が多く、生産者にとっては手間ひまが大変かかる農法。

こういった農法を生産者が選ぶ大きな理由としては、未来の自然環境を考えた結果であることがほとんどです。(薬を散布しないことで、川や土壌の汚染を減らすことにつながる)

私達消費者が無農薬の商品を選ぶ理由としては「自身や家族の身体に良いものを」という思いが、消費行動につながることが多いと思います。

しかしそういったものを選ぶことが、実は自分たちの国の自然環境保持の農法に一票を投じているということにつながる。そう思えれば、いつもの買い物が少し変わってくるのではないかと思っています。

私達はお客様に商品を購入してもらい継続できる存在であるからこそ、皆さんが口に運ぶものに、何を使ってどう届けることができるか?真摯に考えていくブランドとして歩んでいきたいと思っています。

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この記事を書いた人

西田智祐

西田智祐

株式会社ハニーマザー代表。東京のデザインホテルのバーで、バーテンダーとして修業後、独立を目指し神戸へ帰郷するも、創業者である母親の病をきっかけにハニーマザーに入社。その後ニュージーランドで語学・文化・蜂蜜について学ぶ。人と接することが好きで、お酒を交えての談笑は至福の時間(大人数は苦手)。休日は家族と過ごしたいが、ティーンの娘に疎まれることもしばしば。

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