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コラム
火を使わないという選択!?
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皆さん「RAWFOOD(ローフード)」ってご存じですか? 加熱をしない生の食材だけの料理のことです。普段皆さんが口にされるものでは、サラダや野菜スティックなどが RAWFOOD になると思います。
RAWFOOD ではもちろん植物性のものしか使いませんが、最近人気のナッツなんかも、RAWナッツと加熱ナッツに分かれるんです。
今回は、ハニーマザースイーツにも使われているRAWナッツのお話しです。
ナッツは
・身体に良いおやつ
・低糖質
・ロカボ
・良質な油分
このような理由から、知名度や人気は年々上昇しているような気がします。最近ではコンビニやスーパーにもナッツコーナーのスペースが設けられていますよね~。
ハニーマザーの商品にもナッツはたくさん使われています。
その中でもちょっと特徴的なシリーズ。
ナッツ×マヌカハニーの組み合わせがくせになるハニーマザーのRAWスイーツシリーズです。この原材料として使われているナッツがまさに「RAWナッツ」です。
RAWってなに?普通のナッツと何が違うの??
そう思われる方も多いと思います。
RAW=生という意味ですので「生ナッツ」ということになりますが、生のナッツと言われてもあまりピンとこないですよね。
「ローストしていないナッツ」と言えばイメージしやすいでしょうか。
「RAWFOOD」(ローフード)は火を使わない調理法ですので、食物酵素や熱に弱い栄養を無駄なく取り入れることができます。RAWナッツもこのRAWFOODの考え方で作られています。
火を使わない=高温で加熱しない、ということになります。
実は、高温で加熱しないメリットはたくさんあります。
✓油が酸化しない
✓*アクリルアミドが発生しない
✓食物酵素を摂取できる
✓熱に弱い栄養素も摂取できる
✓野菜や果物の水分をしっかり摂取できる
✓調理が簡単
✓洗い物が楽
*アクリルアミド=炭水化物を多く含む原材料を高温(120℃以上)で加熱調理した食品に含まれる有害な物質
などなど。
そして、そんなRAWFOODを取り入れることで代謝が良くなり体調不良が改善するという嬉しい結果に繋がります。
そんな嬉しい要素をたくさん含んだRAWナッツ!
どうやってつくるの??
実はとっても時間がかかるのです・・・。
約34時間!!!
例えば、アーモンドの場合。
①たっぷりの水に生のアーモンドを浸します。
②10時間後、綺麗に洗って水をきります。
③重ならないようにトレーに並べて、食品乾燥機へ。ナッツが48℃以上にならないよう24時間乾燥!
これで原材料のRAWナッツが完成します。
ここから、マヌカハニーやデーツで作ったソースや角切りのリンゴと混ぜ合わせ、さらに24時間乾燥させます。
完成まで約2日半~3日間!
こんなスナック、ほかに無いですよね~。
製法にも原材料にもこだわって作った「RAWナッツ」が身体に良いのはもちろんですが、私が1番こだわったのは「ハニーマザーの美味しいマヌカハニーの風味を活かすこと」
実は、マヌカハニーは高温で加熱すると独特のくせが強くなります。これは蜂蜜全般に言えることですが、生蜂蜜は熱を加えないほうが断然美味しいです。蜂蜜の個性も熱を加えることでなくなってしまいます。もちろん栄養素的にも生がベスト!
そこで、マヌカハニーを使ったお菓子をRAWFOODの製法で作ったら良いのでは?!と思い試作が始まりました。
結果、大成功!!(3年かかりましたが・・)
ハニーマザーの美味しいマヌカハニーのキャラメルのような味がそのまんま。
「美味しくて食べ過ぎて困る」
という、申し訳ないような、でもとっても嬉しいお声をたくさんいただける商品になりました。
私がRAWFOODに出会わなければ誕生しなかった商品だな~と思うと、娘の食物アレルギーが私に与えた影響の大きさを改めて感じます。
お菓子を作るうえで、火を使わないという選択。考えてもみませんでした。
私が知らない「食の世界」はまだまだ沢山ありそうです。
好奇心を忘れずに動きつづければ、新しい美味しさをもっともっと発見できそうな気がします。それを美味しいカタチでみなさまにお届けしたい!
ハニーマザーのRAWスイーツ、どんどん進化していきますので、皆様どうぞお楽しみに♡