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マヌカハニーとは?含まれる成分や人気の理由を詳しく紹介
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近年、健康や美容の維持を目的に、マヌカハニーを生活に取り入れる方が増えてきています。
マヌカハニーの歴史は非常に長いですが、日本で注目を集め始めたのはここ20年ほどのことです。そのため、「マヌカハニーって何?」「どうして人気なの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
この記事では、マヌカハニーとは何かの基礎知識や含まれる成分、人気を集めている理由、マヌカハニーがおすすめな人について解説します。
マヌカハニーとは?
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生しているマヌカと呼ばれる木の花から採取されるハチミツのことです。ニュージーランドの先住民族であるマオリ族は、マヌカの木を「癒やしの木」「復活の木」と呼んでおり、マヌカから採取されるオイルやハチミツを民間療法に活用してきました。
マオリ族がマヌカを薬木として活用し始めたのは約180年前とされていますが、マヌカハニーの存在が世に知られるようになったのは1980年代のことです。マヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士が、マヌカハニーには優れた抗菌、殺菌作用があると発表したことをきっかけに、世界中に輸出されるようになりました。
日本にマヌカハニーがわたってきたのは1990年代頃のことで、メディアでスーパーフードとして紹介されたのをきっかけに、美容や健康に関心の高い人々に広く認知されるようになりました。
今では世界中の人々に愛用される人気のスーパーフードとなったマヌカハニーですが、採取できるのはニュージーランドのみで、しかも1年のうちのわずか数週間に限定されています。一般的なハチミツに比べると希少性が高いため、しばしば不正流通や偽造などが問題となってきました。
そのため、ニュージーランド政府はマヌカハニーの科学的な定義を発表し、偽造品の流通を規制する対策を講じています。それでも、粗悪品や偽造品の流通がゼロになったわけではないため、マヌカハニーを購入する際は信頼できる販売元を選ぶことが大切です。
マヌカハニーに含まれる成分
健康食として人気のマヌカハニーには、さまざまな成分が含まれています。
マヌカハニーの主な成分は以下のとおりです。
- ブドウ糖
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カルシウム
- ポリフェノール
- グルコン酸
- メチルグリオキサール
- シリング酸メチル
- トリプトファン
このうち、とくに注目したいのがメチルグリオキサールと呼ばれる成分です。メチルグリオキサールは通称MGOと呼ばれる成分で、マヌカの木やその近隣種から採取できる花蜜にしか含まれない希少な成分です。
これまで行われてきた研究により、メチルグリオキサールには優れた抗菌作用があることが明らかになっており、マヌカハニーが健康や美容に役立てられる要因となっています。
また、抗酸化物質であるシリング酸メチルを多く含んでいるのもマヌカハニーならではの特徴です。抗酸化物質には、老化や酸化の原因となる活性酸素を抑える働きがあるため、シリング酸メチルを多量に含むマヌカハニーは優れた健康食、美容食として注目を集めています。
ハチミツの種類は複数存在していますが、シリング酸メチルを含んでいるのは、マヌカ以外はオレンジやクリのみで、中でもマヌカハニーのシリング酸メチル含有量はオレンジの約2.5倍、クリの約25倍とされています。
こうした特有成分以外にも、マヌカハニーにはエネルギー代謝に欠かせないビタミンB1や、脂質の代謝に関わるビタミンB2、シリング酸メチルと同じく高い抗酸化作用をもつポリフェノール、良質な睡眠や精神安定に役立つとされるトリプトファンなど、健康・美容をサポートしてくれる成分が豊富に含まれています。
マヌカハニーが人気の理由
マヌカハニーが人気を集めている主な理由を3つ紹介します。
1. 健康・美容両面のサポートに役立つ
前述したように、マヌカハニーには健康や美容をサポートするさまざまな成分が含まれています。メチルグリオキサールやシリング酸メチルといった特有成分は、ほかのハチミツよりも含有量が多く、より効率的な健康食、美容食として重宝されています。
ほかにも、現代人に不足しがちなビタミンやミネラルが含まれており、毎日の栄養補給にも役立ちます。
2. 品質が保証されている
マヌカハニーには、MGOとUMFと呼ばれる2つの品質保証基準が表示されています。MGOは前述したメチルグリオキサールのことで、マヌカハニー1kgあたりに含まれるMGO含有量が製品に表示されます。
逆にいうと、MGO含有量が表示されていないマヌカハニーは粗悪品である可能性大です。
一方のUMFはUnique Manuka Factorの略称で、MGO含有量を含むマヌカハニー全体の品質レベルを評価する指標です。
たとえば、UMF5+なら、MGO含有量は83mg以上、UMF10+ならMGO含有量は263mg以上あることを示しています。一見するとMGO表記と同義のように思えますが、UMFではMGO含有量だけでなく、UMF協会の品質基準を満たしているかどうか、ニュージーランド産の純正マヌカハニーであると研究所から認められているかどうか、など複数の項目を指標としています。
かつて、MGOを人工的に添加したマヌカハニーの偽造品が流出したことがありますが、UMFであれば、MGOだけでなく多角的な面からマヌカハニーの品質基準を評価することができます。
MGOやUMFをチェックすれば、品質が保証されたマヌカハニーを入手できるため、安心して利用できるというのも人気の秘密となっています。
3. 生活に取り入れやすい
マヌカハニーは、そのまま食べるのはもちろん、トーストに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりと、さまざまな用途に活用できます。料理に使うこともできるため、毎日飽きずに摂取し続けられるところが魅力です。
また、販売元によっては、マヌカハニーをキャンディ状にしたものや、個包装にしたものもあるため、生活に取り入れやすいでしょう。
マヌカハニーがおすすめの人
マヌカハニーは多くの人に愛用されていますが、とくに以下のような人におすすめです。
健康志向や美容意識の高い人
マヌカハニーには、抗酸化物質や抗菌物質であるメチルグリオキサールやシリング酸メチル、ポリフェノールといった成分が豊富に含まれています。
これらは健康や美容に役立つ成分とされているため、健やかな体を維持したい方や、美容への意識が高い方から人気を集めています。
毎日無理なく続けたい人
健康食品や美容食品にはいろいろな種類がありますが、中には味やにおいに癖があるものも少なくありません。健康食品や美容食品はできるだけ長く、定期的に摂取するのが理想ですので、途中で挫折しないようなものを選ぶことが大切です。
マヌカハニーはハチミツ特有の甘さがあり、かつ食べ方のバリエーションが豊富なので、毎日の食卓に無理なく取り入れることができます。
マヌカハニー初心者の方は、UMFの値がなるべく低いものを選ぶと、より手軽に食することができるでしょう。
人気のマヌカハニーで美容・健康づくりを目指そう
ニュージーランドに自生するマヌカの木から採取されるマヌカハニーには、メチルグリオキサールやシリング酸メチルといった特有成分をはじめ、ポリフェノールやビタミンB群、アミノ酸などの成分が豊富に含まれています。
マヌカハニーは古くからニュージーランド先住民の民間療法に用いられてきた歴史があり、現代でも活発に研究が行われている分野です。食品として日常生活に取り入れやすく、無理なく続けられるところも魅力のひとつですので、美容や健康づくりに役立つ食品をお探しの方は、ぜひマヌカハニーを試してみることをおすすめします。
マヌカハニー専門店のハニーマザーでは、ニュージーランド産の高品質なマヌカハニー製品を数多く取り扱っています。お好みや目的に合わせて、UMF5+~25+のマヌカハニーや、キャンディタイプ、個包装タイプの製品もラインナップしていますので、ニーズに合ったものをお選びいただけます。
良質なマヌカハニーを試してみたい方は、ぜひハニーマザーの商品をご利用ください。