- トップ
- ハニーマザージャーナル
- コラム
- ハニーマザーは27周年を迎えました
コラム
ハニーマザーは27周年を迎えました
17683
いつもご愛顧をいただきまして誠にありがとうございます。
株式会社ハニーマザー代表の西田智祐でございます。
本日4月23日でハニーマザーは27周年を迎えることとなりました。
多くのお客様とスタッフに支えられこの日を迎えることができ、心より御礼申し上げます。

入社した頃
私がハニーマザーに入社したのは18年前の27歳。当時の会社は小さな小さな商店でした。
創業者である母と二人での切り盛りでしたが、私が入社してほどなく母が病を患い、現場を退いてしまったため、お気楽な一人会社へ。
前職が接客業ではあったため商いというものは何となく分かっていたものの、経営の「け」の字も理解していない当時、多くの遠回りをし、もがいていた時期でもありました。
特に学業に秀でているわけでもなく、一流の会社での経験があるわけでもない私は、とにかくコツコツ。コツコツ。
できることをコツコツ。コツコツ。この18年間これしかしてなかったんじゃないかと思うくらい、目の前の事をコツコツ。
それでもコツコツが18年分集まったことで、今日では34名のスタッフと共に27周年を迎えることができ、34倍のコツコツをもって次の節目を迎えれるよう日々進むばかりでございます。
初心忘れず大きな欲に
ハニーマザーが設立したきっかけは、27年ほど前、父が胃潰瘍を患った状態で赴任したニュージーランドでマヌカハニーに出会い、薬を飲まなくなったことがきっかけです。
マヌカハニーが日本になかった当時、こんなに良いものであれば、胃腸の弱い日本人にとってきっと良いものになるはず。と思った母が会社を設立しマヌカハニーの輸入をはじめました。

また、2022年にハニーマザー内で誕生した、新ブランド「田田田堂(たたたどう)」は私と、田田田堂責任者である妻の間に生まれた娘のアレルギーがきっかけで誕生したブランドです。
当時「食」の選択肢が少なかった食物アレルギーについて勉強し、同じような想いの親御さんへ商品として届けられればという思いから、田田田堂はグルテンフリー&プラントベースのスイーツブランドとして誕生しました。
ハニーマザー・田田田堂はいずれも家族の健康を願ったことからはじまったブランドですが、家族内でとどめるのではなく、世の中に流通させることが、多くの人の一助になればという思いで走り続けています。

自分自身だけが対象になる我欲を「小欲」と呼び、それが家族や地域、多くの人達が幸せになるための行動欲に変わると「大欲」と仏教では呼ばれ、小欲は罪とされ大欲は徳のあることとされます。
18年前にハニーマザーに加わった頃の私は「親から継いだ会社を守りたい」「商売をうまく伸ばしたい」というような小欲にあり、大変悩んだ時期がありましたが、仲間が増え、家族ができ、事業を通して課題を解決する中で、より周りの人が良くなるという事を大切に進めるようになっています。
マヌカハニーは27年経った今日でも、体調改善や日々の生活に役立つと、嬉しいレビューやお言葉をいただくことが多々あります。
田田田堂は原材料の「有機米」を通じて、日本が抱える稲作の問題や、環境負担軽減の農法について考えながら進む、新しい発想のスイーツブランドです。
小さなきっかけからはじまった私達が、事業を通じて多くの方とのご縁をいただいている現状に感謝し、また新しい一年をコツコツと進んでいけるよう、邁進してまいります。