米粉パンって、美味しい? | ハニーマザー

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コラム

米粉パンって、美味しい?

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進化する米粉

米粉パン、皆様召し上がったことはありますでしょうか?

米粉市場はここ数年で、ものすごく変化しています。10年前に食べた米粉パンと、今の米粉パンでは全くの別物!それくらい米粉商品のクオリティは上がっていると思います。
というのも、娘の小麦アレルギーが発覚した14年前は「米粉パン」と呼べるクオリティの商品はほとんどありませんでした。探し求めて購入しては、がっかり・・・、の繰り返し。
自分で作っても粘度みたいなパンが出来上がる。パン屋さんの前を通るたびに、「これが米粉だったらな~。」と思っていました。

今、驚くほど美味しい米粉パンが本当にたくさん市場に出回っています。米粉パンが劇的に美味しくなった理由は2つあります。
①米の品種改良(粘りの少ない、パンにした時に膨らみやすい品種の米を開発)
②製粉技術の進歩(米のデンプンを損傷しないように、微粉末に製粉する技術)

田田田堂の米粉商品も、この2つの進歩がなければ実現しませんでした。製粉会社さんと農家さんには、いつも本当に感謝しております。

さて、田田田堂からもとびっきり美味しい米粉パンが登場しました。
田田田堂らしいこだわりが、ぎゅっと詰まった他では味わえないパンになっておりますので、ぜひご紹介させてください!

レーズンとくるみの有機米粉パン

とことん味にこだわる

田田田堂の米粉パンは、とにかく味にこだわりました。米粉の改良で100%米粉でも良く膨らみ「美味しそう」に焼き上げるのは、じつはそんなに難しくありません。ビーガンやグルテンフリースイーツが美味しそうなのに、食べたら???ということが良くありませんか?
田田田堂の米粉パンは、「厳選した食材1つ1つに下味をつけて、パンを組み立てる」というイメージで作っているので、ちゃんと味の重なりがあるんです。

まずはなんといっても米粉。
有機山田錦米粉は、ふくらみの良さと味の良さ両方を兼ね備えた唯一無二の米粉です。なんといっても酒米ですから!糖度も高くお米の味がしっかりしています。
そして、レーズンやクルミの下処理、生地の風味付けなど1つ1つの工程が積み重なって最終的な美味しさに繋がっています。じっくり噛みしめていただければ、きっとこのこだわりを感じていただけるはずです。

冷凍解凍しても美味しい食感

焼きたてを2時間ほど冷ました状態が一番の食べ頃。でも、店頭以外ではそれは難しい・・・・。
その状態に一番近いのが、焼きたてを急速冷凍してお届けし、食べる前に解凍していただくという方法。焼きたてのパンを一気に急速冷凍することで、香りも食感も最高な状態でお届けできます。
冷凍技術の進歩に感謝です。
冷凍解凍のパンは、薄くスライスしやすいというメリットも(^^)

生地と具の絶妙なバランス

じつは、このパン驚くほど具沢山なんです。メープルシロップでキャラメリゼしたくるみと、細かく刻んだオーガニックのレーズンがたっぷり入っております。全体量の22%がくるみとレーズンという贅沢さ!この具材が、米粉パンの最大の難関、「食感の重さと粉自体の風味の弱さ」をカバーしてくれています。レーズンの糖度が生地の発酵の邪魔にならないようにしたり、具材の大きさを変えてみたり、試行錯誤を重ねてこのバランスに辿り着きました。

「米粉パンは美味しくない・・」
そう思っている方は、実はたくさんいらっしゃいます。小麦のパンの食感や香ばしさと比較すると、どうしても別のものにはなると思いますが、「米粉パン、美味しいんだ!」と思っていただけるような商品を皆様にお届けできるように、日々製造スタッフ研究に励んでおります。

こんな米粉パンが食べたい!というご意見ございましたら是非聞かせてください(^^)

この記事で紹介されている商品

この記事を書いた人

西田晴美

西田晴美

山形の米農家に生まれ育ち、神戸から米粉で日本農業を応援する二児の母。長女の食物アレルギーをきっかけに、グルテンフリーやローフード、ベジタリアン料理の研究をはじめ、2014年には垣根のない食を提案する料理教室「ハニーマザーキッチン」を開設。
ハニーマザーキッチン主宰/野菜ソムリエプロ/ローフードマイスター/Neo ベジタリアン料理上級指導者

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