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コラム
【安心の無農薬】自然の恵みを大切にした、焼き芋をあなたに!
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~土づくりから保存まで。私たちが自信を持ってお届けする、本物の安納芋・紅はるかで作る焼き芋は絶品です~
今年は11月3日、スタッフ4家族と太陽の光をいっぱいに浴びて育ったさつま芋を収穫しました。格別の甘さとねっとり食感を持つ安納芋と、上品な甘さが際立つ紅はるかを皆さまにお届けします。
私たちが目指すのは、ただ美味しいだけでなく、心から安心できるさつまいもづくり。その想いを胸に、農薬や化学肥料に一切頼らない、徹底した無農薬栽培にこだわっています。
自然の力を極限まで活かす、特別な「土づくり」

さつまいもの美味しさは、育つ土で決まります。私たちが最も大切にしているのは、この命の源である土壌の健康です。
私たちは、安易に化学的な手段に頼ることはしません。土壌改良の要として使用しているのが、時間をかけてじっくりと発酵させた特別なバーク堆肥です。
それは、一般的な天然素材のものではなく、木酢液を絞った後の残渣(搾りかす)を主原料とした、非常に機能性の高い資材です。
この木酢液の搾りかすバーク堆肥が、土に与える恩恵は計り知れません。又微生物による病気予防には線虫捕食菌を使っています。
豊かな有機物とミネラル供給: 木酢液を絞った後の搾りかすは、樹木の栄養分やミネラルを豊富に含んでおり、土壌に補給することで、さつまいもの生育に必要な要素を自然な形で供給します。
土壌環境の改善効果: 木酢液由来の成分が、土壌の微生物バランスを整え、活発な活動を促します。これにより、さつまいもは地中でストレスなく、のびのびと根を張り、本来持つ力を最大限に発揮できるのです。
環境への配慮(循環型農業): 廃棄物となる搾りかすを有効活用することは、資源を大切にする循環型農業の一環です。この堆肥を使うことは、環境にも優しい、持続可能な農業への私たちのこだわりを示すものです。
特別な堆肥を使うことで、土は生命力を取り戻し、さつまいも自身が強く健康に育つ力を養います。これが、私たちの芋が持つ濃厚な甘みと滑らかな食感、そして力強い風味の秘密なのです。
農薬不使用という、揺るぎない「安心感」

「食べるものだから、安心できるものを」これは、生産者として譲れない私たちの哲学です。
畑では、除草剤や殺虫剤、殺菌剤といった農薬は一切使用していません。私たちは化学的な力ではなく、地道な手作業と、健康な土が育むさつまいも本来の生命力に委ねています。今年は夏の日照りで緊急に3回程、水やり(塩素除去した水道水)をしました。手間暇を惜しまないこの栽培方法こそが、小さなお子様からご年配の方まで、すべてのお客様に自信を持って「どうぞ」とお勧めできる理由です。残留農薬の心配がなく、木酢液の搾りかす堆肥の滋養だけで育ったさつまいもは、自然本来の風味とピュアな甘さに満ちています。
自然の恵みを活かした「籾殻保存」

収穫されたさつまいもは、ただちに皆さまのもとへ届くわけではありません。美味しさを最大限に引き出し、かつ鮮度を保つためには、収穫後の適切な保存が非常に重要になります。
私たちは、その保存方法にも自然の知恵を取り入れています。それが、無農薬籾殻(もみがら)を使った伝統的な保存法です。
籾殻とは、米の殻のこと。これを貯蔵庫でさつまいもの周りに敷き詰めることで、次のような利点があります。
適度な保温・保湿: 籾殻の断熱性と通気性が、さつまいもにとって最適な温度と湿度を保ちます。これにより、冷えすぎや乾燥を防ぎ、芋が傷むのを防ぎます。
自然な熟成: さつまいもは収穫直後よりも、一定期間貯蔵し熟成させることで、デンプンが糖に変わり、甘さが増します。籾殻の中で静かに眠ることで、安納芋や紅はるかが持つポテンシャル、つまりあのとろけるような甘さとねっとり感が最大限に引き出されるのです。
この昔ながらの方法は、自然の力を借りてさつまいもを「活かす」保存技術です。焼き芋に使うさつまいもは、この籾殻の中でじっくりと甘みを凝縮させた、まさに食べ頃の逸品です。
焼き芋で感じる、生産者のこだわりと愛情

私たちの安納芋と紅はるかは、無農薬で育ち、木酢液の搾りかすバーク堆肥という特別な資材の力で活き活きとした土壌から栄養を吸い上げ、無農薬籾殻の中で甘さを極めました。
ぜひ、これを焼き芋にしてお召し上がりください。より栄養価が高くなる皮まで安心して食べられるのは、農薬を使っていない芋ならではのメリット。一口食べれば、口の中に広がる濃厚な甘みと、ねっとりとした食感は、自然の恵みと私たちの愛情そのものです。
このさつまいもが、皆さまに安心と最高の笑顔をお届けできることを願っています。
化学の力を借りず、自然の力を極限まで引き出して育てた本物の味を、どうぞご堪能ください。


