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生米パンから生まれた繋がり

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米ぬかの行方

皆さん、こんにちは!
ハニーマザー製造スタッフの近藤です。

日本は四方を海に囲まれ、夏は高温多湿が続きます。

毎年この季節になると幼少期に大好きでよく観たとなりのトトロを思い出します。
私はいつしか自給自足に憧れ、ようやく去年から農園の一角をお借りして休日は畑へ出向き野菜作りの第一歩を踏み出したところです。

そして農園で月に数回、講師として指導に来て下さっている有機農家さんと共に今年から新しい試みでなんとお米を作ることに!

そして、このお米づくりからとっても素敵な循環が生まれました。今回は、そんな素敵なご縁と循環のお話です。

ハニーマザーで製造する生米パンは、有機山田錦米を精米し、丁寧に洗って、一晩浸水してからしっかりと滑らかな生地にして焼き上げます。

生米パンを製造する過程で必ず出てくるのが「米ぬか」

田田田堂の生米パンは精米したてのお米を使います。だからこそできる副産物が「米ぬか」です。

我が家での米ぬかの使い道は、野菜や果物を洗ったり、スキンケアに使用したり。
油汚れがひどいときは、食器洗いをする前に米ぬかをふりかけてから布で拭き取ります。 他にもコンポストに入れたり、昔は檜風呂のお手入れにも活用されていたりと様々な知恵がありますね。

それでも毎日たくさんでる新鮮な米ぬか。
もったいない精神が刺激されます。

そこで農家さんに「要りませんか?」と聞いてみると、畑の肥料に米ぬかを使用していて有機米ぬかはなかなか入手が難しく大変貴重だという嬉しい声が。

米ぬかの可能性

今回ハニーマザーの米ぬかを有効活用してくださり、貴重なお話をたくさん聞かせてくださったのは、神戸市西区で有機農業を営んでいる高木悠太さん。

米ぬかには米が成長するための栄養分が豊富で、土に混ぜる事により土壌の保水性や保肥性を向上させ、微生物の活性化や土壌の健康維持に役立つそうです。高木さんのお話を聞くと、「米ぬか」がとっても貴重なものに思えてきます。

さっそくまずは今年からはじめた田んぼへ!
5月の半ばに米ぬかを撒いて…

丁寧に指導してくださる高木さん。知れば知るほど、有機農業の奥深さを実感します。

すくすくと立派に成長してくれています。

大切に育てられてきた山田錦の有機米がハニーマザーで生米パンとなり、生米パンの製造工程ででてくる米ぬかが新たな有機農家さんへとバトンタッチされ素敵な循環が生まれました。


お米は、気力が低下しているときや胃腸を丈夫にして消化吸収機能を高め体力をつけてくれます。季節に合わせた食事と生活の工夫で上手に夏を乗り越えていきましょう!

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この記事を書いた人

近藤早紀

近藤早紀

自然とお茶が大好き。豊富な薬膳の知識を活かしながら、ハニーマザーの菓子製造で日々奮闘中。
好奇心旺盛で、気になったことはすぐにチャレンジ!只今、自家農園に挑戦中。めざすは自給自足?!

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